コマンドプロンプト|コマンド一覧表

コマンドプロンプト|コマンド一覧表

コマンドプロンプトって何?

コマンドプロンプトとは、windouwsに標準で装備されている「CUI」と呼ばれるものです。

「CUI」は略語です。Character User Interface「キャラクター・ユーザー・インターフェース」を略して「CUI」「シーユーアイ」と云います。コンピューターと人間の架け橋^^;です。

架け橋は言い過ぎかもしれませんが、人間がコンピューターにして欲しい事を伝える道具であり

コンピューターがそれに対しての、答えを人間に伝える道具です。そのやり取りを、文字で行うものが「CUI」と呼ばれるものです。「CUI」に対して「GUI」と呼ばれるものもあります。

Graphical User Interface」「グラフィカル・ユーザー・インターフェース」「ジーユーアイ」です。こちらもコンピューターと人間の架け橋を目的に作られたものですが、「CUI」と大きく違うのは「CUI」が「Character」で操作するのに対して「GUI」は「Graphical」で操作する事です。

Graphical」で操作するって「マウス」で操作するってことです。

windowsの操作は「GUI」ですね。「マウス」で「ダブルクリック」や「シングルクリック」

「左クリック」や「右クリック」たまに入力といった感じで殆どの操作が出来るのは「GUI」のおかげです。

「CUI」の「Character」キャラクターの意味には登場人物とかだけでなく「文字」と云う意味もあります。 

「GUI」の「Graphical」グラフィカルの意味には「絵画的」「写実的」と云ったような意味があります。

これから、プログラムを学習していく上では、「CUI」の使用は避けては通れないと思います。

windowsでは、「コマンドプロンプト」linuxやmacでは「ターミナル」という「CUI」を使用します。

コマンドプロンプト一覧表

簡単なものではありますが。コマンドプロンプトのよく使うコマンドの一覧表を作成しました。

自分用に作成したので、解り難いところもあるでしょうが、参考までに使用してください。

コマンド一覧表

※説明用のフォルダの構成はc:\users\guide\python\testです。

※testフォルダ内にはテキストファイルsample1.2.3があります。

※カレントディレクトリはc:\users\guide\pythoとしています。

コマンド 追加入力 入力例 エンター後の結果
cd ナシ cd c:\users\guide\pythoを表示
cd 移動したいフォルダ名 cd test c:\users\guide\python\testフォルダへ移動
cd / cd/ ドライブc:直下へ移動(c:へ移動)
cd ../ cd../(cd..)でも同じ 一つ上のフォルダへ移動(\guideへ移動)
dir ナシ dir 現在のフォルダの内容を表示
mkdir ナシ mkdir sample 現在のフォルダ内に”sample”フォルダを作成
rd ナシ rd sample 現在のフォルダ内の”sample”フォルダを削除
フォルダ内にファイルがある場合削除できない。
rd /s rd/s sample “sample”フォルダ内のサブフォルダ、ファイルも削除
確認メッセージ後(y/n)y選択後削除
copy ファイル名 copy sample1.txt sample.txt 現在のフォルダ内にsample1.txtを
sample.txtとしてコピー
del ファイル名 del sample.txt 現在のフォルダ内のsample.txtを即削除
del /p del/p sample.txt 現在のフォルダ内のsample.txtを確認後削除

最近では「windows Terminal」がリリースされ、windowsでの「CUI」の使用が便利になりつつあります。

ますます、「CUI」の需要が増えそうですね。windowsの「CUI」については、まだ「windows power shell」も存在します。

マイクロソフトは「power shell」の使用を推奨しています。

今後、windows で使用する「CUI」は、power shellが主になりそうですね。

操作などは、概ねコマンドプロンプトと同じなので、興味のある方は、使用してみてください。

コマンドプロンプト一覧表(ダウンロード版)

コマンド一覧表を作成しました。よかったら参考にどうぞ。

関連書籍もご紹介しておきます。