python学習②|変数
- 2020.06.08
- python
前回、変数については説明できていなかったので、ここで少しだけ掘り下げます。
変数ってどんな機能をするものなのでしょうか?
変数とは宣言された値(数値や文字列)を格納しておく箱
分かりそうで分かりにくい説明ですが。。。
今回のサンプルコードです。
print('あなたの生年月日を教えてください')
year = input('生まれた年は?西暦で')
month = input('生まれた月は?')
day = input('生まれた日は?')
print('あなたの誕生日は',year,'年',month,'月',day,'日')
変数に対してのアクションが「宣言」、「代入」、「参照」という3つのアクションがあります。
サンプルコードの2行目のコードは
year = input('生まれた年は?西暦で')
「year」と"宣言"された変数に「input()」で取得した値を"代入"しなさい
という意味に読み取れます。
3行目、4行目も、宣言された変数名に「month」「dey」と違いはあるものの意味は同じです。
それに対してサンプルコードの5行目は
print('あなたの誕生日は',year,'年',month,'月',day,'日')
「year」「month」「day」それぞれの変数を"参照"し文字列と連結して表示しなさい
という意味に読み取れます。
「宣言」「代入」「参照」のもう少し掘り下げた説明
サンプルコードの2行目「year = input(‘生まれた年は?西暦で’)」の 等記号の左側の”year”を「変数」と言います。これを変数の「宣言」といいます。
変数に値を記憶する事を「代入」言います。
記述例 year = 2020 左の式で「変数”year”に、2020が代入されます」
point
「変数名」= 「値」の様に等記号で直接代入した場合には、「数値」は数値として変数に記憶され「文字列」は文字列として記憶されますが、「変数名」= 「input()」を使用して「値」を代入した場合は記憶される「値」は全て、”文字列”で記憶されます。「数値」と「文字列」の違いについては、扱う「値」によって、”データ型”というものが存在します。下の表を参照してください。
「変数名」= 「値」の様に等記号で直接代入した場合には、「数値」は数値として変数に記憶され「文字列」は文字列として記憶されますが、「変数名」= 「input()」を使用して「値」を代入した場合は記憶される「値」は全て、”文字列”で記憶されます。「数値」と「文字列」の違いについては、扱う「値」によって、”データ型”というものが存在します。下の表を参照してください。
データ型表
型名 | 内容説明 |
int型 (整数型) |
小数点なしの整数 (加減乗除の計算が出来る 計算結果に小数点は表示されない) |
str型 (文字列型) |
文字をシングルクォーテーション「’」か ダブルクォーテーション「”」で囲む (加減乗除の計算はできない文字列としての表示のみ) |
float型 (浮動小数点型) |
小数点を含む数値(加減乗除の計算が出来る 計算結果に小数点が表示される) |
bool型 (真偽値型) |
正しいか(true)正しくないか(false) |
サンプルコードの5行目「print(‘あなたの誕生は’,year,’年’,month,’月’,day,’日’)」
代入された値を使用することを「参照」といいます。
「変数」は、使用頻度が高いので、よく理解しておきましょう
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